慰霊式のご報告
9月3日(土)奄美市名瀬小学校体育館にて、くれないの塔慰霊式を行いました。
慰霊式の前には、海上自衛隊第一航空軍より哨戒機P-1の慰霊飛行も行われ、参加者は名瀬小学校校庭より見ることができました。
また慰霊式では小原理事長より式辞、奄美市長安田様、海上自衛隊第一航空群指令藤原様より追悼の辞があり、多くの関係者の皆様から献花をいただきました。
お礼のことば
この度は、足元の悪い中くれないの塔慰霊式にご列席いただき、誠にありがとうございます。
今年は60年の節目の年、この出来事を風化させないよう、らんかん山の清掃や慰霊式を行うことで献血の重要性と生命の尊さを伝えていきたいと思います。
第61代理事長 小原 常誉
『くれないの塔』
昭和37年9月3日婦人の生命を救うべく急患用血液を輸送のため海上自衛隊鹿屋第一航空軍のP2V機が奄美大島の地理的困難に立ち向かい飛び立ちましたが、不帰の着となり12名の隊員と1名の市民が尊い犠牲となりました。
60年前、奄美大島青年会議所の最初の事業として市民からの寄付金を基に事故のあったらんかん山に慰霊碑を建立しました。慰霊碑の前には事故機のタイヤも埋め込まれています。